東京都・大学病院
他施設での実習を通じて認知症看護に興味を持ちましたが、身体拘束を受けている状況にも衝撃を受けました。そのため身体拘束をしない当医療センターを選びました。
病院というところは薄暗いイメージがあったのですが、窓が大きく明るいことと清潔感がある設備も決め手になりました。
認知症病棟に勤務しています。認知症の方は自分のことを伝えることが難しいため、感情表現や行動の理由の理解に努めて、患者さんがその人らしく過ごせるような環境作りに努めています。
認知症病棟で仕事を始めてから、何にもできないと決めつけてすべてを介助することが患者さんの自尊心を傷つけ、残存機能の妨害になることに気づきました。認知症の患者さん自身でできることが沢山あるため、スタッフ皆で残存機能を探して工夫して、患者さんの「できる」を喜び、共有しています。