千葉県・一般病院
私の部署では2交代で勤務に従事しています。初めてせん妄症状を発症した患者さんを受け持たせていただいた際に、患者さんのことだけでなく家族のことも考える先輩の姿が印象に残っています。
私が印象に残っている研修は多重課題研修です。病棟でみない疾患を患った患者さんをデモストレーションで受け持ち、ナースコールの多さや患者の訴えに耳を傾けることが難しいと感じました。
私の部署は急性回復期に当たるので手術を終えた患者さんが最終的には在宅等の元の生活の場へ戻れるよう日々関わっています。多職種でその人がその人らしく生活していけるよう介入していきます。幅広い外科領域の疾患と看護ケアを見ることができ、その中心に私たち看護師が携わり調整に関わるため日々勉強になることが多く、今後に活かせるスキルを磨くことが出来ます。
ドレーンと点滴ルートを挿入している患者さんが多く「管のせいで動けない」と訴える患者さんがいます。周囲の環境整備や疼痛管理など心がけながら早期離床は術後合併症の予防になることを説明し、日々ケアに当たっています。また、起こりうる合併症を予測し、早期発見ができるよう十分に観察を行い、合併症を予防することを心がけてます。
手術を行い、一時は状態変動をきたしやすい状態であっても、元いた在宅等に無事退院される姿を見ると忙しい日々に頑張ってきてよかったと感じます。