【吉川中央総合病院】の教育・研修

新人看護職員研修

4月～5月は基礎看護技術を復習していき、6月は全部署の新人入職者みんなでリフレッシュ研修を行っています。
7月からは、月1回、同期で集まり学びを深めていきます。また、新人研修プログラムは毎年様々な工夫をしており、交流を深める意味でも多職種で研修を行っています。
例えば、学生時代にコロナ禍で実習ができなかった看護師には、家族看護が深められる研修内容にしたり、電話の掛け方など、接遇に関する研修などもロールプレイを織り交ぜて研修しています。1年間の研修を通して、同期との結束も強くなり成長を共に感じられる場を提供しています。

指導者と一緒に考え実践していく　安全で安心できる支援体制

部署での新人研看護師の支援体制は「チーム支援型」を導入しています。実地指導者研修を修了した、部署の先輩看護師が中心となって、チームで新人看護師を見守り、支えています。臨床場面では、新人看護師と指導者がペアになり、技術の習得だけではなく、患者さんへの接し方や、臨床で工夫している点も、先輩看護師が丁寧に教えてくれます。また、部署ごとに実地指導者と新人看護師が、お互いの成長の記録を交換できるノートを作成し、目標が達成できたか確認し合えるようにしています。新人看護師の不安が少しでも軽減できるよう、部署での交流会を行ったり、面談やカウンセリングも定期的に行っています。

ステップアップを支援するラダー制度

新人研修以外にも、卒後2年目、3年目になっても研修を行い、ステップアップできるシステムにしています。
卒後2年目で、ケーススタディ発表会を行い、3年目では院内留学や院外で学んだことを深め合う伝達講習会を開催しています。
また、当院ではAMG統一グループのクリニカルラダーに沿って、研修・評価を行っています。ケアミックス型の病棟だからこそ、看護師としての専門知識や技術を身につけられるようキャリアプログラムに沿って、看護実践能力の開発に取り組んでいます。クリニカルラダーでは、患者さんのアセスメント力を高めるために事例を聞いて、患者さんの問題点や目標・ケアを検討していく研修なども行っています。