千葉県・一般病院・専門病院・精神科
私は、患者さんの症状が落ち着き、入院した経緯を振り返ることができる、その時間を大切にしています。そのため、幻覚妄想状態が活発な患者さんの症状が落ち着くために、先輩看護師と相談しながら患者さんが安心できるような関わりとはどんなことかを考えて関わります。また薬物療法の知識を深め、患者さんの状態を医師等と情報交換し看護実践に活かせることにやりがいを感じています。
精神科の患者さんは時に、病気の症状によって自分自身を維持できなくなってしまい、性格が変わったようになってしまう方もいらっしゃいます。私は家族や関係のある方々から情報収集をして、その患者さんの本当の姿はどうなのか考え、接することを大切にしています。その中で、患者さんへ病気の辛さを共感し、声かけを行ったときに、涙を流しながら「わかってもらえて嬉しい」と言っていただけたことが印象に残ってます。
精神科では、病気の症状によってADLが十分に行えない患者さんもいらっしゃいます。症状が落ち着き、患者さんが普段通りの生活に戻れるようになるまで、入浴や食事・排泄などのADLを手助けし、人として大切な行為をそこなわないようにしてくことを心掛けています。ご本人ができるころと不十分なところを観察しアセスメントして関わっています。