神奈川県・一般病院・専門病院・大学病院
(聖マリアンナ医科大学病院・横浜市西部病院・川崎市立多摩病院)
入院する子供たちの清潔ケアや哺乳、食事介助、おむつ交換をはじめとする排泄介助など日々のケアや、点滴、内服管理、検査や処置の補助などを行っています。また、3年目に入りリーダー業務も開始となりました。先輩にご指導いただきながら、医師の指示を確認したり、メンバーの業務調整や、カンファレンス開催などを行っています。
ネフローゼ症候群の患児のプライマリーナースとなり、入院時は苦みの強い薬を楽しみながら飲めるよう工夫したり、継続した治療や日々の観察といった退院指導をパンフレットにし、母親の不安を和らげるよう努めたところ、患児からは「○○ちゃん!○○ちゃん!」とたくさん呼んでくれたり、母親からも「○○さんのおかげで楽しく過ごすことができたみたいでよかったです」と言っていただけ、自分の介入の成果が実感できたことです。
子どもは自分で症状を訴えることができなかったり、大人よりも予備力が少ないので症状が悪化しやすかったり、治療に対しても泣いて暴れて拒否してくることが少なくありません。また、ご家族も強い不安や心配から、その思いを私たちにぶつけてこられる時もあります。そんな小児科ならではの難しさに悩むこともありますが、それでも患児やご家族の笑顔を見られた時は、何よりも元気をもらえる瞬間です。
川崎市立多摩病院は市民病院として小児救急医療を担っている病院です。看護学生の頃から小児科で働きたいと思っていたので、地域に根差した病院で患児やご家族に寄り添う看護を学び実践することができると思いました。また、インターンシップに行った際、病棟や働くスタッフの明るい雰囲気に惹かれ志望しました。
病棟の雰囲気です。インターンシップで見学した際、広くて綺麗な病室やステーションでスタッフ同士がこまめに声を掛け合っていたり、患児たちが笑顔でスタッフと遊んでいたりといった明るい雰囲気に、この病棟の一員となって働きたいという思いが強くなりました。