神奈川県・一般病院・専門病院・大学病院
(聖マリアンナ医科大学病院・横浜市西部病院・川崎市立多摩病院)
急性期から慢性期、積極的治療と緩和医療が混在しているため、一人ひとりの患者さんに合わせた個別性のある看護を心がけています。血液腫瘍や肺癌で抗がん剤治療を受けるために入退院を繰り返している患者さんや、透析のシャント閉塞により定期的に短期入院を繰り返している患者さん、肺炎や喘息の再燃のために再入院が必要になる患者さんなどがおり、患者さんとの信頼関係を築き長期に渡る治療のサポートに務めています。
新型コロナウイルス感染症が流行している中、故郷で最期を迎えたいと強く思う患者さんがおり、故郷の病院へ転院できないか多職種と連携してカンファレンスを重ねましたが、希望を叶えることができなかった為、家族とリモート面会を行ったり、趣味や故郷などの会話をしたり、お茶会や制限されていた食べ物を食べたりしました。患者さんの望んだ最期を迎えさせてあげることはできませんでしたが、その時の笑顔が印象に残っています。
患者さん・ご家族の笑顔が見られた時にやりがいを感じます。また、入院時の病状より改善し元気に退院された時や、ADLをアップさせ目標としていた自宅に退院できた時にやりがいを感じます。
看護学生の時に当院で実習を行い、忙しい状況であっても患者さんに対して丁寧に笑顔で接している看護師を見て、私もここで一緒に働いて学びたいと思いました。
一番大切にしたのは、医療スタッフの雰囲気です。そのため、インターンシップに参加して自分に合いそうな病院を選びました。また、自己学習やリフレッシュに充てる時間が取れるように通勤時間の短い病院、希望の部署に配属されるかどうかも、長く働く上で自分のやる気に繋がると思い大切にしました。